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修学旅行の思い出
ある中学校の修学旅行のお話。この中学の修学旅行の行き先は沖縄でした。最近では修学旅行は沖縄や北海道に行く中学は珍しくなく年間多くの学生が沖縄を訪れます。沖縄に旅行なんて羨ましいと思う人も多いと思うのですがこの中学に関しては話が違ったみたいです。
この中学には少し変わった先生がいました。担当科目は社会化ですが戦争に関心が強くよく授業でも途中で戦争の話になっていたりする少し困った先生だったそうです。
修学旅行も楽しい思い出を作るのではなく「戦争のあった土地で戦争の悲惨さや残酷さを学ぶ」ことが目的になっていました。ヒメユリの塔の記念館の見学したり実際の戦争を体験した人の体験談を聞いたりと重たいの話が続いたそうです。
旅行が始まってからヘビーな話の連続にさすがに気持ちが沈んだ生徒たちは「自由時間使って飛び切り楽しいことやらんと身がもたん」と思うようになっていました。
旅行はその後もヘビーなスポットが続いたが問題なく進み生徒たちおまちかねの自由時間になりました。自由時間はとある離島で過ごすことになっていました。今までヘビーな話を聴き続けた反動か休み時間血の滾った子どもたちが何人かで探検に行くことになりました。
探検には3人の子供で行くことになりました。
いきなり話は変わるが沖縄には獰猛なハブがいますこの離島だって例外じゃありません、それだけに危険だから丘の奥に行くことを止められていたのですがそこはダメと言われたらやりたくなるのが子供の性です。
周りを森に囲まれ当たりはだんだん暗くなり最初は強気だった3人もだんだん怖くなってきたのか3人のうちの一人が来れ以上進むのを泣いて嫌がるようになった。急に怖くなった3人はきた道を戻ることにした。程なくしてキャンプには帰ることが出来た、先生にはこってり絞られたがその後の旅行は何事も無く終わり一段落したと思っていた。
事件は旅行から帰ってきてから起こった。探検に行った3人のうちの一人の様子がおかしくなってしまったのだ学校でものに当たり散らし奇声を上げて騒ぐなど明らかに様子がおかしくなっていた。その後しばらくしてその子は学校に来なくなった。数日たってから登校を再開したのだがその子は休んでいる間にお祓いをしてもらっていたそうです。祈祷師さんの話によるとその子の体には10人以上の例が入り込んでおり普通に生活出来たのが不思議なくらいだったそうです。
その後にわかったことだが子どもたちの探検にいった森には戦争で亡くなった人の慰霊碑が合ったらしく何かに憑かれてのだろう。
沖縄にはこのような例の眠る場所がたくさんあります。旅行に行く際には気をつけたいものです。
ジャンル | 怖い話・怪談 |
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