スポット詳細
万座毛
東シナ海に面した断崖絶壁、万座毛。
岩の形が象の鼻の様に見えることでも知られており、その絶壁の上に広がる原っぱは、“1万人が座れそうなくらい広い”ということが名前の由来になっていると言われている観光地ですが、実はもう一つの顔があるのです。
もうお分かりでしょうが、日本各地の有名な断崖絶壁には付いて回るアノ名所でもあると言われています。
万座毛を訪れた私の知人は、「何しに来たの?」と地元の人に声をかけられたのだとか。
“名所”では、よくある話で、いわゆる“防止パトロール”の一環です。
また、第二次世界大戦中は、この周辺が激戦区だったこともあり、米軍に捕虜となった一般市民は、逃れるため、ここから集団自決を謀ったそうです。
そのためか、万座毛近辺の海でダイビングすると、海の中で防空頭巾を被ったと思しき人影の列を見る事もあるとか…。
最近では、2013年に日本中が驚愕した一連の事件の、現場のひとつにもなってしまいましたし、年に数回は事故や事件、ちょっとしたアクシデントが起きているようです。
偶然か、必然か…それは、誰にも分かりません。
沖縄の立派な景勝地ではありますから、吹き抜ける風と、東シナ海の美しさを感じたいなら、是非昼間のうちに行きましょう。
その際に、注意してほしいのは、立ち入り禁止エリアには入らない事はもちろんですが、シフォンのスカートなんか履いて行くのも止めておきましょう…
見えない力でめくり上がってしまうかもしれません。
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