島全体がパワースポット「久高島(くだかじま)」

スポット詳細

久高島(くだかじま)

久高島(くだかじま)

安座真港(あざまこう)から、高速船かフェリーに乗り行くことができる久高島は、島全体がパワースポットと言っても過言ではない程、琉球における非常に神聖な場所。 沖縄ではもっともよく知られたパワースポットとして「斎場御嶽(せいふぁうたき)」がありますが、その拝所から臨むことができる久高島は、琉球を創ったとされるアマミキヨが、最初に降り立ったと言い伝えられており、島に住んでいる人たちは今でも神様の存在を感じながら日々の生活を送っています。 というのも、ここでは、特有の土地制度が根付いており、私有地というものはありません。“神々の島”であるここでは、土地もまた神のものであり、人間はそれをお借りしているのだ。 島のあちこちに、神様との繋がりを感じられるエピソードも多い。

島の最北にあたる、「カベール岬」は、先に述べた様にアマミキヨが降り立った場所であり、海の神竜宮神が鎮められているところともされる。

島の中腹、「いしき浜」は、ニライカナイからやって来た神々を乗せた船が停泊場所。 旧正月の前に行われる島のお祭り「ウプヌシガナシー」の時には、ここから、一年の感謝を神々に祈る。 そのため、かつての琉球王たちも必ずここを訪れていたとされ、我々人間が無防備に泳ぐことなどモチロン禁止です。

そこから島の反対側(西側)に移ると、「やぐるがー」という場所があり、そこは、ニライカナイから穀物の種が入った壷が流れ着き、それらが後に琉球全土に広がったとされる「黄金の壷伝説」として伝えられている場所。

また、“御嶽(うたき)”といえば、沖縄では、神聖な場所として各所にありますが、久高島にある「フボー御嶽」は、その中でも最も神聖な御嶽とされる琉球開闢七御嶽(りゅうきゅうかいびゃくななうたき)に数えられ、島の中でも最も神聖な場所であり、島の神行事を司る女性しか入ることを許されておらず、観光客は入口から参拝するのみの超聖域。 アマミキヨは女性の神様であったことに由来

島の周囲8キロメートル程度という、決して大きくはないこの島。 あらゆるところが神の息がかかり、入ってはならない場所もひとつやふたつではありません。島の植物も無闇にやたらに触れるにも注意が必要であり、島の石粒ひとつ持って帰らないように気を配らねばなりません。 島に着いたら、まずは玄関口の拝所で手を合わせ、他所の土地から来た自分は「お邪魔させていただく」くらいの気持ちで島に入りましょう。パワーをしっかりと受け取ったら、島の人々の生活のためにもお土産品を購入して貢献して帰りましょう。 期待をするのは、いいことではないかもしれませんが、何かをもたらせてくれるかもしれません。

久高島フェリー
【URL】http://kudakakaiun.web.fc2.com
【料金】 ・高速船 (片道)大人:760円/小人:390円 (往復)大人:1460円/小人:750円 フェリー (片道)大人:670円/小人:340円 (往復)大人:1280円/小人:650円 【電話】 安座真事務所:098−948−7785 久高事務所:098−948−2873

ジャンル パワースポット
住所 久高島
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