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バリバリ岩

バリバリ岩

沖縄本島から東へ360km … 南大東島。
台風のニュースで何かと耳にする事も多いこの島ですが、なんとその昔、日本よりずっと南にあるパプアニューギニア付近で生まれ、フィリピン海プレートに乗り、永い永い時間をかけて長い長い距離を移動し今の場所までやってきたというのです。
現在でも、年間を通して7センチ程度北東に向かって動いているという、大地の活動を感じられる島なのですが、その活動により現れたのが「バリバリ岩」と呼ばれる場所。

大地の動きにより、大きな岩に亀裂が入り、その幅は人1人が通れる程度まで広がっています。
両サイドにそびえる岩壁は、まるで『インディージョーンズ』?!
南大東島の北港のそばの入口から、冒険のはじまりです!!!
歩道が整備されているわけではありませんが、ただひたすらに“道なり”に進めば、岩の割れ目の深部へと進む事が出来ます。
途中、進みづらい箇所もありますが、それもまた冒険家気分が盛り上がり、足はズンズンと奥へと向いて行くでしょう。

南大東島は、実は20世紀に入るまで未開拓な土地だったこともあり、沖縄本島独自の信仰もなく、入場の制限もありません。
動きやすい服装と、歩きやすい靴さえ履いていれば、誰でもその自然の力に触れる事が出来ます。

さて、なだらかな傾斜を奥へ奥へと下って行くと、最深部には南大東島の村木とされているダイトウビロウが、岩の裂け目から空に向かって真っ直ぐ立っています。
頭上にそびえる岩の壁、そこを這うような植物の根や茂る葉…
足下には動き続ける大地。

奥まで行って、入口に戻ってくる頃には、自然パワーというお宝を胸に、ハリソンフォードにだってなっているかもしれません☆

【南大東島まで】
飛行機(JAL)
那覇空港から(約1時間),北大東島経由もあり(約1時間45分)
フライト予定はこちらでチェックhttp://rac.churashima.net

船(大東海運)
那覇泊港から(約13時間),北大東島から(約40分)
運行予定はこちらでチェックhttp://www.daitoline.com

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