スポット詳細
塩川
美ら海水族館にも近く、沖縄本島北部に位置する本部町にある、世界でも珍しいスポット!
地元の人たちからは「スガー」と呼ばれている、こちらは、塩水が湧き出るという世にも珍しい沖縄県内最短の川。
アラビア半島には死海という塩分濃度の高い有名な湖がありますが、それは、年間を通しての気温が高く、降水量が低いことなどの、湖に供給される水の量が、蒸発するスピードに着いて行けないために起きている現象の結果生まれたもの。対して、沖縄の降水量も気温も、アラビア半島に比べれば、おなじ条件とは言えず、世界的に見ても、非常に珍しいケースなのです。
Wikipediaによると、分かっている事は、
川の水の塩分濃度が、海水を4.5倍に淡水で希釈した程度でありながら、カルシウムの含有量は海水よりも高い。
これは、もともと本部長の地質にカルシウムの豊富な石灰岩が多く含まれている事に関係があり、さらに、雨が降った後には、川の水位も上がり塩分濃度が下がる事も分かっており、川の水源が地質からの影響を受けている
と、考えられているのです。
はっきりとした理由については、未だに明らかになっておらず、深まる謎はパワースポットとしての魅力も深まります。
御嶽のような沖縄の他のパワースポットに比べると、独特な厳格な雰囲気も薄く、比較的気楽な気持ちで訪れる事ができる場所です。
しかし!!
昨今、周辺の道路の拡張工事の影響で雨が降ると赤土が大量に流れ込み、稀少性の高い海草類の生息にも影響が及んでいます。
パワースポットであろうが、なかろうが、豊かな自然を壊してしまう行為は極力避けたいものです。
川には、他にも海水に棲む生物も見られますので、不思議を抱えた水面をそっと覗き込んでみましょう。そして、川の水が流れ着く、塩川ビーチもとっても綺麗!
きっと清々しい気持ちにしてくれるでしょう。
【場所】本部町崎本部
【アクセス】国道58号線から国道449号線
ジャンル | パワースポット |
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