「斎場御嶽(せーふぁうたき)」

スポット詳細

「斎場御嶽(せーふぁうたき)」

「斎場御嶽(せーふぁうたき)」

那覇空港から車で約50分の場所にある「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は、
琉球王朝時代に国家的な祭事が行われてきた沖縄の聖なる空間、七御嶽のなかで最も格の高い聖地です。
平成12年(2000)に世界遺産に登録されてからは来場者が増え、人気のスポットとなっています。

1.大庫理(うふぐーい)・・・祈りの場。
一段高くなったこの場所は、昔からここにあって、すべての歴史を眺めてきました。              心を落ち着かせ、自分の想いを伝えましょう。

2.寄満(ゆいんち)・・・寄せて来て、満たされる場所。
言わば台所であり、母の愛に包まれる場所です。より多くの思いを神に伝えるために、高い位置にありますが、
普通の人は上がれず、お勤めを積んできた人だけが上がることを許された神聖な場所です。

3.シキヨダユル、アマダユル・・・物も人も、必要とされる場所。
二本の鍾乳石から滴り落ちる聖なる水を受けとめる二つの壺は、右と左、男と女、光と影。二対の調和です。

4.三庫理(さんぐーい)・・・安定の場所
人という字に似ている2つの大きな岩は、バランスがとれ、底辺はしっかり水平を保っています。
ひっくり返すと逆三角形で、天から降ってくる恵みを受け止めて、蓄えています。

5.久高島・・・神に見守られ、神と共に存在する神の島。海の彼方のあの世「ニライカナイ」に一番近い島。

6.チョウノハナ・・・東から昇る太陽の朝の光を受けとめて、世界に拡散する場所。

拝所はこの6か所です。

みなさんは、パワースポットという場所に何を期待し、何を求め、何を得て来ますか。
単純にパワースポットともてはやされるのに便乗して、パワーが貰えるとか、金運が良くなる、結婚相手が見つかる・・・
そこに行くだけで簡単に得られると、思い込んでいないでしょうか。

神に包まれた場所では、まず神に自己紹介をし、意思を伝えなければなりません。
手を合わせるのは、心を落ち着け心を中立に保つためです。そして、雑念を払い心の静寂を保ち、感謝の気持ちを正しく伝える。
ただ押しかけ、聖なる領域にぐいぐい割り込んで何かを得た気になる。それは大きな間違いで、最低限のルールは守らなければなりません。
青々と茂る木、吹き抜けていく風、差し込む光・・・それら全てに神はやどっていて、その聖地に対する感謝の気持が一番大切なのかもしれません。そして、それを素直に受け止める。
それが自分のパワーになって行くのだと思います。
「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は、それを私に教えてくれた場所です。

ジャンル パワースポット
営業時間 9時~18時(最終入場17時30分)
定休日 旧暦の5月と10月、年に2回3日ずつ
住所 〒〒901-151 沖縄県南城市知念久手堅
駐車場(有/無) 有(南城市地域物産館と岬公園)
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