下地島の通り池

下地島の通り池

沖縄には、本島にはもちろん離島にもたくさんのパワースポットがあり、島自体がパワースポットになっている島もたくさんあります。
沖縄は、きれいな自然も多く、不思議なパワーがあつまってくるのかもしれませんね＾＾

そんな沖縄の、宮古列島の島のひとつである「下地島」には、日本国内において唯一のパイロット訓練飛行場である「下地島空港」があり観光スポットとしても人気があります。
そんな下地島には「通り池」という池があるのですが、ダイビングスポットとしても人気があり、パワースポットとしても知られています。

下地島の西岸にある通り池は、「下地島の通り池（しもじじまのとおりいけ）」として２００６年７月２８日に国の名勝と天然記念物に指定されています。名勝と天然記念物との二重指定はなかなかないことで珍しいんですよ！

上から見ると龍の顔みたいに見えることから別名「龍の目」ともいわれていて、大小２つの円形の池からなっています。

海側の池は直径約７５ｍ、水深約４５ｍあり、陸側の池は直径約５５ｍ、水深約２５ｍあり、大きな池だといことがわかりますね。
地上からは２つの池が並んでいるように見えるのですが、この２つの池は地下部分でつながっていて、さらに海側の池は海とも通じています。「通り池」という名前は、このような池の構造からついたそうですよ！

深度によって塩分濃度や水温に差があるため、さまざまなな魚介類が生息していて、サーモクライン現象によって神秘的な景観となっているので、絶好のダイビングスポットでもあります。
ちなみに、名勝と天然記念物に指定されたからといって、通り池でのダイビングが規制されているということはありません。

池の周りには、歩道や休憩場所が整備されているので、ゆっくりと通り池を眺めることもできます。池に行くまでに自然に囲まれた道を歩いていくのですが、緑に癒されるし、自分のありのままの気持ちを映し出すと言われている２つの池からは感じるパワーも違っているそうです。
とても神秘的な池なので、不思議なパワーがあると言われても納得できるはず！ずーっと眺めていたくなるような池ですよ＾＾

沖縄本島から南西へ約３００ｋｍにある宮古島からさらに北西約５キロに位置する伊良部島の隣と、けっこうな距離があるためなかなか訪れにくいかもしれません。
だけど、不思議なパワーが集まっていて、名勝と天然記念物にも指定されている下地島の通り池は、実際に訪れて自分の目で見て感じてもらいたいと思います＾＾