スポット詳細
辿りつけない宿
今回は慶良間諸島でおこった怖い話を紹介します。
3月半ばに一人旅で慶良間諸島に行った時のことです。 1日かけて島を回り、宿に泊まるためきた道を引き返していました。日中に来た時とは違い当たりが真っ暗になっていて道に迷ってしました。
民家もまばらで人の気配もない島ですかとりあえず宿の方向だと思う方に向かって歩いていました。 しかしどれだけ歩いても宿にはたどりつけず。「もう道を聞くしかない」と意を決して近くの民家を尋ねるとしばらくしてからおじいさんがでてきて道を教えてくれました。
不思議なことに宿はすぐ近くでした。なぜ今までとどりつけなかったのか不思議に思っているとおじいさんが「この辺はね、よく出るんだよ。たくさん兵隊さんが死んだからね、この時期はね、気をつけたほうがいいよ」といわれました。私はその時初めて、慶良間諸島は激戦区だったことを思い出しました。結局心配したおじいさんが見送ってくれて私は宿に帰ることが出来ました。霊感のない私には霊を感じることは出来ませんがそれ以来怖くて離島の夜は一人では出歩けません。
ジャンル | 怖い話・怪談 |
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住所 | 慶良間諸島 |
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