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ヤマピカリャー2

ヤマピカリャー2

そもそもヤマピカリャーはどのようにして発見されたのだろう・・・
西表島のヤマネコ伝説に興味を持った動物作家の戸川幸夫氏が調査のために島に入り、発見されたと言われている。その後、魚類の研究のために西表島に滞在していた島根大学の秋吉英雄教授がヒョウのような生き物を目撃した。崎山半島の海辺に座っていたところ、風上からゆっくり何かが近づいてきた。最初はイノシシが歩いてきたのかと思っていたが目の前に来たときにヒョウのような生き物と目が合った。

ヤマネコよりもずっと大きく、しっぽも長く斑紋もありウンピョウとと特徴が似ていたと説明したと言う。またヤマネコの倍はするであろう生き物が、突然岩の上からジャンプし、それが3メートルほどジャンプするなどの身軽さがあったと。。。確かに大きなネコのような、ヒョウのような・・・見たことも無いような動物に出会い目があっただけで、確実に「襲われて食べられる・・・」と私なら泣き出していただろう。。。
住民らによると、ヤマピカリャーに山で遭遇するなどした人は西表島西部を中心に合計で47人だという。しかし、今ではほとんど目にすることもなくなったというのに、昔の食料不足がちだった終戦直後の頃にはその貴重なヤマピカリャーは捕獲し食していたと言うのに驚きだ。さすが沖縄の方たち。強すぎます!!

今でこそ未確認生命体と言われ貴重な生物を・・・昔の方々も空腹には勝てなかったんですね。普通は「目撃談」や「襲われかけた」などの話しか聞かないところを、「食べた」と・・・ちょっと新しい都市伝説です。
西表島で野生生物の調査や保護活動を行う環境省西表野生生物保護センターでは「伝説的な話と把握し、これまでヤマピカリャーの存在は確認していない」と言っているようだが、地元住民の中では結構噂になり、信じられているみたいです。
住民からの目撃情報が多いので、沖縄旅行に行く際にはぜひ地元の方に訪ねてみるのもいいかもしれませんね。

大きさと、俊敏な動きなど・・・ネコやイリオモテヤマネコと間違えることは考えにくいので、私は本当にヤマピカリャーはいると思っています!
イリオモテヤマネコの絶滅の危機と共に、ヤマピカリャーの存在を信じ、この伝説を伝え続けていきたいものですね。

ジャンル 怖い話・怪談
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